年間ベストシーニックフォト2016

2018年度の年間ベストシーニックフォトの審査結果の発表です!
今回は2018年4月〜2019年3月までのノミネート対象作品の中から
年間ベストシーニックフォトが決定いたしました。
入賞者のみなさま本当におめでとうございます。

入賞者のみなさまには、賞状および賞品を送らせていただきます。
2019年度もすばらしい作品をお待ちしています。

ime-ji
※このページはJavascriptを使用しています。 Javascriptを有効にしてご覧ください。


最優秀賞 優秀賞 審査員賞 皆勤賞 ノミネート作品一覧


 

最優秀賞

夏のはじまり
 yoshinoさん

4370
マイページを表示
【コメント】 --
【撮影場所・撮影時間】

長沼町

2018年6月15日4時56分
【機材】 sony ILCE6000 sony EPZ 16-50mm F3,5-5,6 OSS
【賞歴】 2018年6月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

年間ベストシーニック賞おめでとうございます。

爽やかで躍動感のあるすっきりとしたおおらかさが皆の心をつかんだのでしょう。虚像と実像が交差する構成で、見るもの各々が作品の中で物語を想像し穏やかな気持ちにさせてくれる写真になっていると思います。

構図的にも真ん中の水平線でバランスをとり、連なる木々と写り込みが右に動線を作り動きを助長して、より作品の中に入り込みやすくしており、太陽もアクセントとなり作品を締めている。

写真は撮りての美意識がどう見るものと共鳴できるかが重要だがこり作品は作者の意図がとても共鳴しやすい作品になっている。

フォトアドバイザー 高橋 真澄 氏

ページの上に戻る


優秀賞1

「時の流れ」
 追楽 さん

4533
マイページを表示
【コメント】 美瑛にある廃屋です。 木造ではないからなのでしょうか、建物が崩れてからもこの風景が長く残されているように感じます。 ここだけ時が止まったかのようです。
【撮影場所・撮影時間】 美瑛町(大雪・富良野ルート) / 2019年1月23日 12時42分
【機材】 OLYMPUS OM-D E-M1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
【賞歴】 2019年2月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

構図を考える際に、不要なものを省く引き算による構成がわかりやすいのですが、この作品は上手く「足し算」をすることによって構図を作っています。

左右の枝、そして画面下の雪面を加えることで主役である廃屋とそれを見つめているかのような一本の木を引き立たせています。

暗く写しがちなテーマですが、やや明るめに撮影したのは正解でしょう。露出やコントラストも適切で雪原のディテール、廃屋に積もった雪の質感も表現されています。

また、絞りの設定もちょうど良く、ボケとはっきり写った部分との対比は遠近感があり見ていて気持ちが良い作品です。

 

フォトアドバイザー 中山 浩樹 氏


優秀賞2

「湖畔の彩り」
 佐々木功さん

4132
マイページを表示
【コメント】 湖に大きく伸びたモミジは、秋の輝きを放っていました。
【撮影場所・撮影時間】 壮瞥町 仲洞爺 撮影時期(支笏洞爺ニセコルート) / 2017年10月17日 12時35分
【機材】 Canon EOS5D MarkⅡ
【賞歴】

2018年10月【今月のベストシーニックフォト】

【講評】

優秀賞おめでとうございます。

大胆な構図と紅葉につながる迫力ある動線、シンプルな色合いにまとめた背景がとてもバランス良くまとまっています。

美しく季節感を入れ込んだ作品です。簡素化された構図の中に大胆さを入れ込むのはとても力量がいることです。

色合いや形の大きさなど絶妙の構図でまとめこんだのは作者の観察眼がなせる技です。

静と動が一瞬の中の永遠に閉じこめられています。

フォトアドバイザー 高橋 真澄 氏


優秀賞3

「ラベンダー満開」
 追楽 さん

4392
マイページを表示
【コメント】 朝早くから大勢の海外の観光客で賑わう中富良野「ファーム富田」の園内風景を、奥に広がるトラディショナル・ラベンダー畑も入るように撮りました。
ラベンダーの香りが駐車場まで香ってビックリ。
【撮影場所・撮影時間】 中富良野町 (大雪・富良野ルート) / 2018年7月23日 8時50分
【機材】 OLYMPUS OM-D E-M1 ・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
【賞歴】 2018年8月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】 月例の時にもコメントさせていただいたのですが、表現方法が見事です。 ここで撮影された写真は今まで数多く見ていますが、この位置からのこのカットは初めてです。

望遠レンズの特性を生かし遠近感の圧縮効果で、背景のラベンダー畑が迫って見えていま す。まるで、この地一体が広大なラベンダー畑のように見せています。

感動したものを写真で表現するには、感性の他にある程度の撮影テクニックを持っていな ければ伝える事はできません。

この作品はそれらを見事に昇華させていると思います。


フォトアドバイザー 菊地 晴夫 氏

ページの上に戻る


審査員賞1

「~ 特別な日常 ~」
 marikoさん

4375
マイページを表示
【コメント】 日常の風景が、ちょっとしたことや、偶然のできごとで、特別な風景に変わります。
そんな自然の機微に触れることができた時は、とても幸せを感じます。
【撮影場所・撮影時間】 美瑛町 (大雪・富良野ルート) / 2017年7月9日18時10分
【機材】 NIKON D750
【賞歴】 2018年6月【アドバイザーの注目作品】
【講評】

美瑛町にある赤羽の丘での撮影ですね。

ポプラが3本すっと立っていて元々ロケーションが良く、写真写りの良い場所です。

通常よく見るのは、「あ、ここか」といった写真が多いのですが、この作品は目をひきました。露出をややアンダー目に切り詰めて、周辺の光量も落としています。写真中央の彼方には積乱雲がわいていて、フレームにピタリと収まっています。

いつしかの夏の日が、印象深く表現されていると思います。

Marikoさんは普段はハイキー調の写真が多いのですが、この作品は全く逆になっており、自分の表現方法を旨く使い分けているのも見事です。

フォトアドバイザー 菊地 晴夫 氏


審査員賞2

〜ハルイロの森〜
  marikoさん

4320
マイページを表示
【コメント】

やわらかなハルイロ かろやかなハルの風に、 つつまれた午後を過ごせました。

【撮影場所・撮影時間】 東川町 (大雪・富良野ルート) / 2015年5月5日13時16分
【機材】 PENTAX K-3
【賞歴】 2018年4月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

審査委員賞おめでとうございます。

やわらかな春の風が感じられます。気持ちが浄化し優しい気持ちになりますね。

木々の対比のバランスも心地よいですし、ハイキーな色合いも心に優しく問いかけてきます。

作者のイメージが見るものの動線をうまく導いている作品だと思います。

この微妙なさじ加減が重要で、これ以上だと作者の意図が鼻につくのでその辺はうまく心得ているように感じます。


フォトアドバイザー 高橋 真澄 氏


審査員賞3

「清楚な春」
  yoshino さん

4333
マイページを表示
【コメント】

---

【撮影場所・撮影時間】 恵庭市(支笏洞爺ニセコルート)/ 2018年4月23日 13時37分
【機材】 canon eos6D SIGMA EX 50mm F2,8 DCmacro
【賞歴】 2018年5月【アドバイザーの注目作品】
【講評】

多重露出によるものかと思いますが、主役のミズバショウと水面の反射光のボケを計算さ れた構図で重ねた作品は、ハイライトの輝きが感じられ、とても爽やかな印象を与えてく れます。

ピント位置、絞りの設定、そして左側の暗い背景の入れ方など、日頃の注意深い 観察力そして丁寧な撮影の仕方がこの作品には反映されています。

早春の空気やまばゆい 光がこの作品を通して伝わってきます。テクニックも大切ですが、被写体とどう向き合え ば良いのかを教えてくれる作品です。


フォトアドバイザー 中山 浩樹 氏

ページの上に戻る


皆勤賞 佐々木 功 さん マイページを表示

ページの上に戻る


ノミネート作品一覧

ノミネート作品をご紹介します。
画像をクリックすると、ノミネート作品投稿掲載の「今月の入選作品」ページにリンクします。

※ノミネート対象作品は、月に1度選ばれる「ベストシーニックフォト」が「年間ベストシーニックフォト」にノミネートされます。

ノミネート作品201804ノミネート作品201805ノミネート作品201806ノミネート作品201807

ノミネート作品201808ノミネート作品201809ノミネート作品201810ノミネート作品201811
ノミネート作品201812ノミネート作品201901ノミネート作品201902ノミネート作品201903

ページの上に戻る


Copyright (C)シーニックフォト倶楽部