お待たせしました!年間ベストシーニックフォトの審査結果の発表です!
今回は2010年4月〜2011年3月までのノミネート対象作品の中から
年間ベストシーニックフォトが決定いたしました。
入賞者のみなさま本当におめでとうございます。
入賞者のみなさまには、賞状および賞品を送らせていただきます。
2011年度もすばらしい作品をお待ちしています。
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「桜で覆う」 so-macさん |
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【コメント】 | --- | |
【撮影場所・撮影時間】 | 石狩市 / 2010年5月26日 8時51分 | |
【機材】 | Fuji Finepix S5pro | |
【賞歴】 | 2010年6月【月間ベストシーニックフォト】 | |
【講評】 | 年間シーニックフォト賞おめでとうございます。とても華やいだ桜と花びらの絨毯で全体をピンクに染め、爽やかなグリーンが画面を引き締めましたね。春の雅の優しい気持ちになりました。タイミングよくこの景色に出会い、風や人にも荒らされていない状況を的確に捉えられたのは、いつも意識して状況を確認している賜物でしょう。縦横どっしりとした構図に落ち着きを感じ、同じ色調にまとめ簡素さの中から優しさや匂いを感じ、桜と花びらの絨毯に春の花酔いを感じました。形、色、自然状況と三位まとまり景色として見るものに色んな想いを与えてくれる作品になりましたね。作者の優しい目が感じられます。さらに1年を通じてこのような色や形を意識した作品を撮り続けて下さい。四季でまとめられると、とても風情のあるしっとりとした作品群になるでしょう。おめでとうございます。 (フォトアドバイザー 高橋 真澄氏) |
「釧網本線夕日の雪原を走る」 |
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【コメント】 | 釧網線を走る列車、年に3日ほどの夕日とのコラボ 最初の2日は太陽が雲隠れ、最終日にやっと念願のツーショットを納めることができました。 この日は撮影時間直前に気温が急降下、雪原から毛嵐がたって気動車がそれを巻き上げて走る写真となりました。 |
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【撮影場所・撮影時間】 | 清里町
(東オホーツクシーニックバイウェイ) / 2011年1月30日 16時16分 |
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【機材】 | NIKON D300 / SIGMA 150-500 | |
【賞歴】 | 2011年2月【月間ベストシーニックフォト】 | |
【講評】 | 超望遠レンズは手頃になってきましたが、ピント合わせ、ブレ防止、構図の決定ともに難しいものです。 コントラスト、色調も含め作者が事前に頭に思い描いていたイメージより素晴らしい作品に仕上がったのではないのでしょうか。 一度見たら忘れられない印象の作品です。列車が巻き上げるけあらしのスクリーンに映る影とシルエットになった黒い車体が、大きな夕日の輝きに負けないくらいの存在感を出しています。 厳寒の中ながら太陽の日差しに暖かさを感じる体感や音も伝わってきます。残念ながらベストを逃しましたが、条件に恵まれただけでなく、撮影の技量を生かして日々努力した結果の作品だと思います。 この作品の良さを生かすにはポスターくらい大きくプリントするのが良いでしょう。 今後は作者のオリジナリティがより強く出てくる作品も期待しています。 (フォトアドバイザー 中山 浩樹氏) |
「麓の秋」 so-macさん |
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【コメント】 | --- | |
【撮影場所・撮影時間】 | 上富良野町 (大雪・富良野ルート) / 2010年10月7日 14時57分 | |
【機材】 | Fuji Finepix S5pro | |
【賞歴】 | 2010年12月【アドバイザー注目作品】 | |
【講評】 | 十勝岳連峰の麓は紅葉の綺麗なところが沢山あり、特に望岳台から上富良野、十勝岳温泉へ抜ける横断道路は絶好の撮影ポイントとなっています。この作品はその横断道路付近での撮影ですが、紅葉意外に山並みを大きく取り込み、北海道の秋をダイナミックに捉えています。暗部を取り込んだ事で画面全体が引き締まり、更に力強い風景写真になっていると思います。 (フォトアドバイザー 菊地 晴夫氏) |
「夕照」 so-macさん |
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【コメント】 | --- | |
【撮影場所・撮影時間】 | 恵庭市(支笏洞爺ニセコルート)/ 2010年5月1日 18時3分 |
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【機材】 | Fuji Finepix S5pro | |
【賞歴】 | ||
【講評】 | 夕日に照らされ恵庭岳がとても美しいです。透明感があり雪もまだ残り風情を助長しております。左から流れる雲と右下の落ち着いた恵庭岳のバランスも良く、静かだが動きを感じさせる画面構成になっています。下部の暗部も程よく安定感を増しています。清々しい大気と夕方の凛とした匂いがとても良く伝わる作品です。 (フォトアドバイザー 高橋 真澄氏) |
「宇宙の出来事」 yoshinoさん |
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【コメント】 | 丁度この日は部分月食でした、偶然にその月が十勝岳から昇るのを見ることが出来ました。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 中富良野町(大雪・富良野ルート) / 2010年6月26日 19時35分 | |
【機材】 | CANON EOS40D CANON EF24-105mm F4L IS USM | |
【賞歴】 | 2010年7月【月間ベストシーニックフォト】 | |
【講評】 | 濃い藍色の空に浮かぶ赤みを帯びた食中の月、日常とは違う神秘性を感じます。また前景を大きく入れた構図はより立体感を強調しています。月の撮影は空と月の明るさのバランスが難しく、月が露出オーバーになってしまう失敗が多くなるのですが、この作品はちょうど良いバランスになる時間出の撮影でした(日没後約30分)。デジタルカメラの得意分野として天体写真があります。満天の星空や、流れ星、日食など今まで特殊撮影だった分野の撮影にも挑戦してほしいと思います。 (フォトアドバイザー 中山 浩樹氏) |
「くつろぎの朝」 佐々木 功さん |
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【コメント】 | 穏やかな湖畔で、2羽の白鳥がゆったりと過ごしていました。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 洞爺湖町 (支笏洞爺ニセコルート) / 2010年2月11日 7時50分 | |
【機材】 | Canon EOS 5D MK II | |
【賞歴】 | 2010年4月投稿作品 | |
【講評】 | 洞爺湖付近での撮影のようですが、つがいでしょうか、白鳥を二羽バランス良く捉えています。湖面に映り込んだ、昇って間もない黄金色の太陽も、光が強すぎず絶妙です。 更には、白鳥の動きと相まって波紋が立ち、ゆらゆらとした動きも感じられます。 背景の扱い方、太陽と白鳥の位置関係も良く計算して撮られていて申し分ありません。 厳冬期での撮影にもかかわらず、非常に穏やかな内容で、心安らぐ、そんな作品に仕上がっていると思います。 (フォトアドバイザー 菊地 晴夫氏) |
「一瞬の輝き」 永幡 裕生さん |
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【コメント】 | 日本海に夕日を撮影に出かけ、光芒は見られたものの雲は厚くなり諦めていましたが、少しの雲の切れ間より夕日が差し込み、ススキが輝いて数分間だけ美しい夕景を楽しむ事が出来ました。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 石狩市 厚田区知津狩 / 2010年9月23日 17時17分 | |
【機材】 | ニコンD300 / 三脚使用 | |
【賞歴】 | 2010年10月【アドバイザーの注目作品】 | |
【講評】 | 照り輝く夕日の光りがとても躍動しています。程よい光芒とぶれながら動くススキと相まって、黄金色のシャワーが音を奏でている様です。ダイナミックな作品だと思います。ほんの一瞬のチャンスを的確にものにした作者の力量が伺えます。右側三角形の近景、左側の遠景に太陽のアクセントの対比と同じ黄金色の色調にまとめた画面構成は安定感があり、ススキと波の動きで動的な締まりが出来たと思います。厳かで懐かしい心が洗わ。 (フォトアドバイザー 高橋 真澄氏) |
「不思議な世界」 我流慎之介さん |
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【コメント】 | マクロレンズに宙玉(そらたま)レンズを組み合わせて撮ると、見慣れた風景も一味違った面白い描写になったように感じます。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 札幌市 羊が丘展望台 / 2010年9月10日10時21分 | |
【機材】 | Panasonic DMC-G1 + 宙玉レンズ | |
【賞歴】 | 2010年9月投稿作品 | |
【講評】 | 小さなガラス玉の中に映し出された映像はまるで水晶玉の中の別世界。魚眼レンズには無い周辺のボケがよりその不思議さを引き立てています。小さなガラス玉の中にもう一つの世界があるような不思議な感覚になります。通常のレンズだけでなく、自作のレンズやフィルターを組み合わせることでいろいろな表現ができることも写真の面白さの一つです。私も雪の結晶を拡大接写するために市販のレンズを改造したり、コンビニのお弁当のふたなどを使ってソフトフィルターを作ったりして楽しんでいます。 今は撮影した画像をパソコンを使い様々表現ができるのですが、撮影時にそのまま作品を作り上げるのと、後で画像処理するのでは、作品に込められた感動と想いが大きく違います。北海道の美しい自然をそのまま映像に閉じ込めた、写真ならではの表現方法です。このレンズを使ってムービーを撮るのも面白そうですね。 (フォトアドバイザー 中山 浩樹氏) |
佐々木 功 さん | マイページを表示 | |
永幡 裕生 さん | マイページを表示 | |
so-mac さん | マイページを表示 | |
yoshino さん | マイページを表示 | |
岡崎 篤 さん | マイページを表示 |
ノミネート作品をご紹介します。 ※ノミネート対象作品は、月に1度選ばれる「ベストシーニックフォト」が「年間ベストシーニックフォト」にノミネートされます。 |
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