年間ベストシーニックフォト2014

2014年度の年間ベストシーニックフォトの審査結果の発表です!
今回は2014年4月〜2015年3月までのノミネート対象作品の中から
年間ベストシーニックフォトが決定いたしました。
入賞者のみなさま本当におめでとうございます。

入賞者のみなさまには、賞状および賞品を送らせていただきます。
2015年度もすばらしい作品をお待ちしています。

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最優秀賞 優秀賞 審査員賞 皆勤賞 ノミネート作品一覧


 

最優秀賞

「雲流」
 佐々木 功 さん

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【コメント】 この日は気圧の谷の接近で、低い雲がゆっくり移動していきました。
霞んで白くたなびく光景は、とても素敵でした。
【撮影場所・撮影時間】 伊達市 / 2014年7月4日 4時20分
【機材】 Canon EOS5D MarkⅡ
【賞歴】 2014年8月【月間ベストシーニックフォト】
【講評】

朝日に染まった雲海の動きを長時間露出で幻想的に写しています。シャタースピード、絞り値の選択、レンズの使いこなしも適切で、作者が撮影時に感じたイメージに近いものが表現できていると思います。山のグラデーションと稜線を生かした遠近感、そして雲海の繊細なトーンを上手くまとめた構図は素晴らしいものです。

北海道の四季風景を撮り続けている作者の努力はもちろん、表現力と技術力ともに年間最優秀賞に相応しく、ゆっくりと変化していく光景をまるで目の前で見続けているかのような、臨場感が溢れる作品になっています。

フォトアドバイザー 中山 浩樹 氏

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優秀賞

「川面を駆けるカヌー」
  so-mac さん

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【コメント】 ----------
【撮影場所・撮影時間】 千歳市 / 2014年9月15日 11時30分
【機材】 ----------
【賞歴】 2014年9月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

千歳川での撮影でしょうか。
かなり条件の良い時の撮影のようで、水の透明度が際立っています。

まるで宙に浮いているようなカヌーの風景は、よく国外の写真では見かけますが、日本では非常に珍しいのではないでしょうか。

また、これだけ美しい川がまだ残っているということに驚きと同時に、これが北海道であることに対して喜びと誇りを感じます。

以前もふれましたが風景写真としても、また観光写真としても第一級の作品といえるのではないでしょうか。

 

フォトアドバイザー 菊地 晴夫 氏


優秀賞

「歯模様」
 佐々木 功 さん

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【コメント】 歯並びの良い枝を撮ってみました。
水面に映る絵が面白いですね。
【撮影場所・撮影時間】 壮瞥町 /2013年2月8日 13時35分
【機材】 Canon EOS5D MarkⅡ
【賞歴】

2015年2月【アドバイザー注目作品】

【講評】

優秀賞おめでとうございます。

上半分の波の動きの動と下の静のバランス、全体の色調の統一その中に自然が作る氷の造形がうまく収まりました。

氷の形の面白さから伝わる自然の厳しさも出ていると思います。出会いをうまく収めた好奇心が良い作品を作りました。

フォトアドバイザー 高橋 真澄 氏


優秀賞

「輝く大地」
 永幡 裕生 さん

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【コメント】 秋小麦の「ゆめちから」7月末の収穫間際にはもっと黄金色に輝き、美しい光景になることでしょう。
【撮影場所・撮影時間】 江別市/ 2014年6月21日 19時02分
【機材】 Nikon D700 三脚使用
【賞歴】 2014年7月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

絞り効果によるボケとシャッタースピード効果によるブレ両方の表現は写真では難しいのですが、条件を活かしてその場の空気を感じる素晴らしい作品に仕上げています。

太陽を思い切って画面から外し手前に重点を置いた構図も適切で、近くから遠くへ、そして左右に視線が広がっていきます。

ホワイトバランスなどの色調の設定も良く、逆光の夕日に輝く麦畑を見事に写しました。オリジナリティ溢れる作風でこれからも撮影を続けて欲しいと思います。


フォトアドバイザー 中山 浩樹 氏

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審査員賞

「星空の下で」
 佐々木 功 さん

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【コメント】 澄んだ夜空に無数の星が煌いていました。
恵庭岳のシルエットも素敵でした。
【撮影場所・撮影時間】 千歳市 / 2014年4月8日 3時46分
【機材】 Canon EOS5D MarkⅡ
【賞歴】 2014年4月【月間ベストシーニックフォト】
【講評】

恵庭岳の夜景を捉えた作品です。

目をひくのは大胆な構図です。星空の写真というと空全体を捉えた作品が多い中、作者は画面両端に湖畔の大きな樹木を撮り込みました。その奥に満点の星空とシルエットになった恵庭岳が佇んでおり、荘厳且つ神秘的な様相を見せています。またグラデーションもとても綺麗です。

夜景や星空の写真というと似たような作品が多い中で、作者はオリジナリティあふれる逸品に仕上げました。

フォトアドバイザー 菊地 晴夫 氏


審査員賞

「日輪下の桜」
  so-mac さん

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【コメント】

----------

【撮影場所・撮影時間】 森町 / 2014年5月8日 11時43分
【機材】 ----------
【賞歴】 2014年5月【今月のベストシーニックフォト】
【講評】

日輪と桜をともすればコントラストの強い作品に仕上げてしまうところを、桜色の同じトーンで柔らかくまとめたところに力量がありました。

太陽の輪郭の階調も自然で日輪もコントラストを上げずにうまくでています。暖かな春の日差しの雅がよく感じられ静かな想いを誘う慈しみ深い作品です。

色と構図と景色がよくまとまり背後に横たわる想いの奥行きが感じられます。心を落ち着かせるしみじみとした作品で私は好きです。


フォトアドバイザー 高橋 真澄 氏


審査員賞

「光の中の滝」
  岡崎 篤 さん

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【コメント】

層雲峡紅葉滝
標高差200mの山道を上り着いた先に、水煙を上げ太陽に輝く滝がありました、レンズに水飛沫がかかり悪戦苦闘の撮影となりました。

【撮影場所・撮影時間】 上川町/ 2014年10月10日10時44分
【機材】 RICOH GX100
【賞歴】 2014年10月【アドバイザーの注目作品】
【講評】

本来は欠点であるズームレンズ特有の強いフレアを逆手に使った、光を感じる作品です。輝く水飛沫を撮るのにちょうど良いシャッタースピードと、シャドウ部分がギリギリ描写される露出でダイナミックな作品になりました。

さりげなく入っている手前の岩が立体感を演出していて、まるで目の前でこの光景を見ているようで、水の音も聞こえてきます。限られた撮影位置と条件の中で、しっかりイメージを考え、テクニックを生かしたと思います。


フォトアドバイザー 中山 浩樹 氏

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皆勤賞 佐々木 功 さん マイページを表示
岡崎 篤 さん マイページを表示
永幡 裕生 さん マイページを表示
so-mac さん マイページを表示
mariko さん マイページを表示

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ノミネート作品一覧

ノミネート作品をご紹介します。
画像をクリックすると、ノミネート作品投稿掲載の「今月の入選作品」ページにリンクします。

※ノミネート対象作品は、月に1度選ばれる「ベストシーニックフォト」が「年間ベストシーニックフォト」にノミネートされます。

ノミネート作品201404ノミネート作品201405ノミネート作品201406ノミネート作品201407

ノミネート作品201408ノミネート作品201409ノミネート作品201410ノミネート作品201411
ノミネート作品201412ノミネート作品201501ノミネート作品201502ノミネート作品201503

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