2012年度の年間ベストシーニックフォトの審査結果の発表です!
今回は2012年4月〜2013年4月までのノミネート対象作品の中から
年間ベストシーニックフォトが決定いたしました。
入賞者のみなさま本当におめでとうございます。
入賞者のみなさまには、賞状および賞品を送らせていただきます。
2013年度もすばらしい作品をお待ちしています。
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「射影」 |
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【コメント】 | 晴れた朝、地を這う朝霧に耕地風防の影が落ちる! 刻々変わる光と影の競演は時を忘れます。 |
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【撮影場所・撮影時間】 | 清里町 / 2012年7月28日 4時30分 | |
【機材】 | Nicon D300 | |
【賞歴】 | 2012年8月 【月間ベストシーニックフォト】 |
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【講評】 | 最優秀賞おめでとうございます。 朝の一番ドラマチックな時間を的確に撮られたとても雄大な作品です。大自然の一瞬の状況を良く表していると思います。 黄金色とオレンジ色の大地をたおやかなに這う朝霧が、とても優しく感じられます。構図的にも斜めに区切られた防風林と手前の水平な防風林が、バランス良くまとめられていると思います。 風景写真は出会った景色を瞬間にまとめあげる総合的な力が必要ですが、良いチャンスを冷静な目でまとめあげた経験をこれからもより磨きあげて下さい。 |
「流氷と雲の間」 |
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【コメント】 | 接岸した流氷と厚い冬雲の間に穏やかな青いオホーツク海が横たわっていました。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 斜里町 / 2013年2月2日 14時59分 | |
【機材】 | Nicon D300 | |
【賞歴】 | 2013年2月 【月間ベストシーニックフォト】 |
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【講評】 | 優秀賞おめでとうございます。 岡崎さんの作品は静かな優しさと温かな色調が根底に流れ、とてもゆったりとした気持ちにさせてくれます。 この作品も静かな時間と穏やかな色調で、味わい深い滋養あふれた作品です。 このような作品ほど長く飾っていても飽きない慈しみ深く、絵画と対等な土俵に上がってもひけのとらない芸術になって行くと思います。 さらに励んで下さい。 |
「オホーツクの夜明け」 |
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【コメント】 | 太陽の昇る位置がどんどん南に下がり、この位置での撮影に良い感じになってきた朝でした。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 網走市 / 2012年11月1日 6時9分 |
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【機材】 | Nicon D300 | |
【賞歴】 | ||
【講評】 | 深い被写界深度により望遠レンズの特徴である遠近感の圧縮効果を強調し、そして1/1000秒の速いシャッタースピードで波の動きを止めて写した作品は、繰り返し打ちつける荒波の存在感が強く感じられ、豪快な音が聞こえてくるようです。 シャッタースピードは絞りとともに撮影での重要なファクターで、これを表現に十分生かした作品です。 そのための絞りやISO感度の設定、そして構図や露出も申し分なく、作者が眼の前にした光景を表現しきったと思います。 先入観にとらわれることなく、道内各地行く先々で被写体と向かい合い、自分の感性を表現している作者の撮影姿勢も表れています。 (フォトアドバイザー 中山 浩樹氏) |
「オコタン秋景」 |
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【コメント】 | --- | |
【撮影場所・撮影時間】 | 千歳市/ 2012年10月27日 8時35分 | |
【機材】 | --- | |
【賞歴】 | 2012年12月 【月間ベストシーニックフォト】 |
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【講評】 | 写真は光と影との共演。 まさにその見本になりそうな作品で、影を大胆に取り込んでいます。 手前の影は山並みの影で、画面をきりりと引き締めており、遠くの山肌は雲の影をうまく取り込んでいます。 湖畔の一部と紅葉の山肌がピンポイントで照らし出し、一層メリハリが付きました。 平坦になりがちな風景ですが、影を上手に生かし切ることで、一枚の写真作品に仕上げていると思います。 (フォトアドバイザー 菊地 晴夫氏) |
「満開の花園」 |
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【コメント】 | 力強い幹の形が印象的でした。 | |
【撮影場所・撮影時間】 | 壮瞥町洞爺湖 / 2012年5月19日 12時34分 | |
【機材】 | Canon EOS 5D MarkⅡ | |
【賞歴】 | 2012年6月 【月間ベストシーニックフォト】 |
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【講評】 | ベストシーニックの時にも講評させていただいたのですが、まさに春の北海道を代表する作品に仕上がっていると思います。 春爛漫の洞爺湖畔を、すべて計算されて撮られています。大きな幹の絡め方も見事です。遠くには残雪をいただいた羊蹄山も写っているのが良いですね。 やや絵はがき的な要素が強いですが、されど絵はがき写真。スケールの大きな、観光写真としても、また風景写真としてもすぐれた作品だと思います。 (フォトアドバイザー 菊地 晴夫氏) |
「光る波」 |
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【コメント】 | 大きなうねりが飛沫を上げて巻き込んでくる 朝日にそのデテールをかいま見ることができました。 |
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【撮影場所・撮影時間】 | 網走市 / 2012年10月25日 6時3分 | |
【機材】 | Nicon D300 | |
【賞歴】 | 2012年11月 【アドバイザー注目作品】 |
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【講評】 | 審査員賞おめでとうございます。 朝日に照らされた黄金色から赤い色がとても多色に感じられ、まさに波音と一緒に色と音が伝わり海風の皮膚感と磯の香も漂うような、五感を刺激するとても良い作品だと感じました。 優しい光りあふれた雰囲気が良く伝わってきます。 このように五感を刺激する作品はまさに芸術そのものですので、これからも一層好奇心を持ち続け撮影して下さい。 |
「春松色」 |
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【コメント】 | モノトーンの世界から徐々に抜け出し、木々にも生の色が戻って来ています。 農機具も冬の間点検整備が澄みお色直しも終わって春を待っているようです、畑に溜まった雪解け水に姿を写していました。 |
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【撮影場所・撮影時間】 | 清里町/ 2012年4月12日 17時38分 | |
【機材】 | Nicon D300 | |
【賞歴】 | 2012年4月 【月間ベストシーニックフォト】 | |
【講評】 | 北海道の美しい風景は原生的なものだけではなく、農業の営みのために風景があることを忘れてはいけません。 やや明るめに撮影されたこの作品は、芽吹きが始まった木々を背景に、土の匂いと雪解け水に映ったカラフルな農機具の明るさが、北海道の春を表現しています。 この光景に感動した作者の視点を評価します。北海道における農業の役割の重要性や、厳しい自然の中で私達のたいせつな食糧を生産していく方々への尊敬と感謝の気持ちを持ち「北海道の農風景」を撮影し伝えていくことは、とても意味があり重要なことだと思います。 (フォトアドバイザー 中山 浩樹氏) |
佐々木 功さん | マイページを表示 | |
岡崎 篤 さん | マイページを表示 | |
永幡 裕生 さん | マイページを表示 | |
so-mac さん | マイページを表示 |
ノミネート作品をご紹介します。 ※ノミネート対象作品は、月に1度選ばれる「ベストシーニックフォト」が「年間ベストシーニックフォト」にノミネートされます。 |
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