今月の入選作品

  1. トップページ
  2. 今月の入選作品
今月のベストシーニックフォト
岡崎 篤さんマイページを開く
例年なら積雪で行き事のかなわない真冬の牧場、白い雪で覆われた牧場の柔らかな稜線!
あ~北海道!を感じます。

イギリスの写真家、マイケル・ケンナ氏が北海道の冬を新しい視点で撮影したように、この作品も雪で覆われた大地の美しさを表現しています。青空を多く入れ下部の日陰を生かした構図はシンプルですが、雪のきれいさと透明な空気感を伝えます。さりげない人工物を芸術作品に見せる雪の魅力と作者の視点の素晴らしさを感じました。
フォトアドバイザー 中山浩樹さん


「白い大地」

今月のアドバイザー注目作品
永幡 裕生さんマイページを開く
雪原を見ると、強風で転がって出来たと思われる雪の球体が無数に出来ていました。その跡が、雪が徒競走しているみたいで可愛かったので撮ってみました。

雪が作る自然の造形は、気がつけば楽しいものがたくさんあります。観察と想像力が勝負ですね。さらに絞り込み(F22くらいまで)全体をはっきり見せるか、手前の雪玉一つに近づき大きく見せるかすると、テーマが明確になってきます。止まっている被写体ですが、タイトルが面白いので動きが感じられます。
フォトアドバイザー 中山浩樹さん


「雪の運動会」

今月のアドバイザー注目作品
伊藤 健一郎さんマイページを開く
今までにない最高の天気でした。

雪を吹き飛ばす風の音が聞こえてきます。晴れた日の特徴である影の部分を生かし、雪面の凹凸がわかるような構図を考えましたね。手前の雪面から奥の山頂に視線が流れると、写真に奥行きの広さが出てきます。そのためには画面左の日なた部分を半分に、そして足元まで画面に入るような縦構図にすると良いでしょう。
フォトアドバイザー 中山浩樹さん


「旭岳」

今月のアドバイザー注目作品
岡崎 篤さんマイページを開く
温暖化に伴い耕地風防の伐採が進んでいます。
私たちの町清里町を特徴付ける光景が失われて行くのはとても残念ですが、せめて四季折々魅せてくれる佇まいを残して起きたいものです。
昨年3.11以降特にその想いに強いものがあります。

整然と並んだ木々と静かに降る雪を写した奥行きのある写真が、消えていく風景を思う作者の気持ちと重なり、考えさせられるものがあります。これからの風景写真は、この作品のように社会的なことも提起していく役割があるのでしょう。9文字のタイトルがこの写真をより深いものにしています。これからもこの視点で北海道を撮ってください。
フォトアドバイザー 中山浩樹さん


「失われゆく耕地風防」

今月のアドバイザー注目作品
so-macさんマイページを開く

透明な水や氷は撮影が難しい被写体のひとつですが、上下に暗い部分を入れることでその透明感を表現しています。つららは視線が上から下へ流れ、また水面の表情も面白いので、縦構図にして下の水面を多めに入れるとさらに良くなるでしょう。水が動いているので、シャッタースピードを変えて撮影するとまた違った表現になると思います。
フォトアドバイザー 中山浩樹さん


「湖面の氷柱」

ワンポイントアドバイス「中山浩樹さん」

カメラの性能が良くなり、シャッターを押せば誰でもきれいな写真が撮れる、そんな恵まれた時代になってきたようです。逆に写真を見る側は、絶景地のきれいな写真はもういいかなと、風景写真に飽きが出てきました。北海道の撮影地もすでにひと通り撮り終わったのかもしれません。

これからは視点を変えてみましょう。北海道の風景の中に今まで気がつかなかった美しさを見つけてください。ネイチャーフォトは自然から受けた感動や自然への想いを伝えるもの。先入観に左右されない、常に新鮮で斬新な想いで風景と向き合ってください。2月はもっとも雪が美しいとき。北海道の冬の美しさ、雪の美しさを日常生活のなかでも感じることができれば、写真も変わってきます。